Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

PTSDと道徳的傷害は妊娠合併症リスクを増加させる

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























PTSDと道徳的傷害は妊娠合併症リスクを増加させる

このエントリーをはてなブックマークに追加
PTSDと道徳的傷害による影響
アメリカ合衆国退役軍人省は、「Journal of Traumatic Stress」にて、PTSD(心的外傷ストレス障害)と道徳的傷害の症状が重症度するにつれて、妊娠合併症リスクが高まると発表した。

PTSDの症状には、トラウマ、フラッシュバック、悪夢、麻痺・無感覚、突然の怒り、過覚醒が含まれる。例えば、女性軍人では戦争・戦闘、児童虐待、セクシャルハラスメントを経験し、PTSDを発症することが多い。また、道徳的傷害は、深く保持されている道徳的信念の違反に関連する苦痛であり、恥・罪悪感・士気低下の感情を伴う。

PTSD
PTSDと道徳的傷害が妊娠に与える影響
退役軍人省ボストン・ヘルスケアシステム、ボストン大学医学部の研究員であり、論文主著者であるのヤエル・I・ニルニ(Yael I. Nillni)氏は、治療を必要とする女性を特定するうえで、周産期(出産前後の期間)にPTSDと道徳的傷害のスクリーニング検査を行うことが重要であると考える。

先行研究では、PTSDが妊娠糖尿病・子癇前症・早産リスクを高めると報告されている。今回、研究チームは、3年内にミリタリーサービスから離れ、妊娠した女性軍人318人を対象に、PTSDと道徳的傷害が妊娠に与える影響を検証した。

PTSDおよび道徳的傷害の症状の増加は、軽度のPTSD症状と比べ、妊娠により大きな影響を及ぼし、妊娠糖尿病・子癇前症・早産リスクを高めることが認められた。症状が重症化した場合、妊娠合併症の発症リスクが高まる。また、PTSDは、産後鬱・不安、自己説明困難な妊娠リスクを増加させると報告された。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

U.S. Department of Veterans Affairs
https://www.research.va.gov/

Amazon.co.jp : PTSD に関連する商品
  • 新たなスクリーニングモデルによって子癇前症の予測精度が高まる(5月13日)
  • 父親の腸内細菌叢が子供の健康に影響を与える(5月8日)
  • 特定の染色体変異が流産に関与する(5月6日)
  • 凍結融解胚移植においてジドロゲステロンを用いたホルモン補充療法は効果がある(5月3日)
  • 膿精子症は体外受精結果に否定的な影響は与えない(4月29日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ