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凍結融解胚移植においてジドロゲステロンを用いたホルモン補充療法は効果がある

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凍結融解胚移植においてジドロゲステロンを用いたホルモン補充療法は効果がある

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ジドロゲステロンを用いたホルモン補充療法による効果
4月27日、ポルトガルの研究チームは、「Journal of Assisted Reproduction and Genetics」にて、凍結融解胚移植とジドロゲステロンを用いたホルモン補充療法を併用することにより、凍結融解胚移植当日におけるプロゲステロン値が出生率に対して与える影響は小さくなると発表した。

凍結融解胚移植とジドロゲステロンを用いたホルモン補充療法を併用した場合、凍結融解胚移植当日の血清プロゲステロン値が低い女性の出生率と正常な女性の出生率において、大きな差異は認めらなかったという。

ホルモン補充療法
ジドロゲステロンを用いたホルモン補充療法と凍結融解胚移植の臨床結果
研究チームは、2019年7月から2022年3月の期間、凍結融解胚移植535サイクルを対象にレトロスペクティブスタディ(後ろ向き研究)を実施した。

なお、妊娠率63%(337件)、出生率38.6%(207件)、流産率38.5%(130件)であった。凍結融解胚移植は、エストラジオール吉草酸エステルおよび膣内用微粉化プロゲステロンを2日に1回400㎎投与して子宮内膜の調整した(子宮内膜の増殖と肥厚した)後に実施された。

また、凍結融解胚移植136サイクル(25.4%)は、凍結融解胚移植当日朝の血清プロゲステロン値が低いと予測されたことから1日3回10mgのジドロゲステロンが追加された。

ジドロゲステロン補完有無による出生率を比較したところ、出生率において差異は認められなかった。つまり、凍結融解胚移植当日に血清プロゲステロン値が低い場合でもジドロゲステロンを補完することによって出生率は改善されるといえる。

(画像はJournal of Assisted Reproduction and Geneticsより)


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