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散発性の流産は染色体異常が起因である

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散発性の流産は染色体異常が起因である

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流産の起因
2月19日、西安交通大学第一附属医院(中国)の研究チームは、「Journal of Assisted Reproduction and Genetics」にて、散発性流産は染色体異常によって生じると発表した。

今回、胎児組織における染色体異常率を比較したところ、散発性の流産では、連続性の流産(習慣流産)と比べて、染色体異常の発生率が高いことが認められた。

なお、不育症・習慣流産(RPL)とは、妊娠は成立するものの、流産(妊娠22週未満での妊娠終了)や死産(妊娠22週以降での妊娠終了)を繰り返す状態と定義される。流産を2回以上繰り返した場合は反復流産、3回以上繰り返した場合を習慣流産という。

流産
流産と胎児組織の染色体異常における関連性
研究チームは、複数の医療データベースを用いて、情報提供開始から2020年12月31日までの期間、妊娠損失(流産)件数と染色体異常の発生件数における関連性を検証した。

研究文献19件、胎児組織サンプル8320個を対象に、固定効果推定法とランダム効果推定法によるメタ分析(メタアナリシス)を行い、オッズ比を算出した。

胎児組織における染色体異常率を比較したところ、偶発性の散発流産では、連続性の習慣流産と比べて、染色体異常の発生率が高くなることが認められた。また、流産を2回経験した女性は、流産回数が3回以上の女性より染色体異常の発生率が大幅に増加した。

一方、偶発性の散発流産と連続性の習慣流産、2回以上の流産と3回以上の流産において、染色体異常タイプ分布に相違は確認されなかった。これより、研究チームは、散発流産の起因を胎児組織の染色体異常と考える。

(画像はSpringer Linkより)


外部リンク

Springer Link
https://link.springer.com/


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