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新たなスクリーニング検査により早産診断の精度が高まる

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新たなスクリーニング検査により早産診断の精度が高まる

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新たな早産診断検査
カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の研究チームは、「Journal of Perinatology」にて、新たな検査により、妊娠中期(妊娠15~20週)の早産が診断可能になると発表した。

母親の情報(年齢、生活水準など)を考慮したうえで、バイオマーカー(検査指標)25種類を用いて、炎症・免疫系の活性化、胎盤の発達に必要とされるタンパク質量を測るという。なお、検査精度は80%以上であると報告されている。

早産
早産の危険性
早産では羊膜腔が破れて破水が生じ、子宮の収縮が始まる。母子の命は危険にさらされ、それゆえ、陣痛を促進して自然分娩させる、帝王切開を行う必要がある。

妊娠32週以前に生じる早産のうち90%が子癇前症、高血圧など妊娠合併症が起因であるといわれ、母子の命に関わる可能性が高い。子癇前症に伴う早産リスクはアスピリン服用にて軽減できるが、妊娠16週以前の治療が不可欠である。

新たなスクリーニング検査と高い検査精度
研究チームは、妊娠中期の女性400人を対象に血液サンプルを採取して、早産診断検査におけるバイオマーカーを特定する目的にてスクリーニング検査を実施した。

早産(妊娠32週以前、妊娠32~36週)と満期産(妊娠38週以降)を比較し、免疫・成長因子60種類から25種類のバイオマーカーに絞り込んだ。バイオマーカー25種類によるスクリーニング検査では、現行の検査と比べ、早産診断の精度が6%増となった。

同大学のローラ・ジェリフ・ポロウスキー(Laura Jelliffe-Pawlowski)氏は、早産の要因は多因子であり、早期発見、診断・治療が求められると述べ、今後、新たなスクリーニング検査の導入・普及を期待する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

UCSF
https://www.ucsf.edu/


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