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プロゲステロン経口投与は妊娠初期の重度の膣出血に伴う流産リスクは軽減できない

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プロゲステロン経口投与は妊娠初期の重度の膣出血に伴う流産リスクは軽減できない

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プロゲステロン経口投与の効果
香港の研究チームは、「Human Reproduction」にて、妊娠初期に膣出血が起こり、流産リスクが高い女性では、プロゲステロン経口投与により、妊娠20週未満の流産リスクを軽減する効果は得られないと発表した。

プロゲステロン経口投与
ジドロゲステロン錠による流産リスク軽減効果なし
流産は、臨床妊娠(超音波検査にて子宮内に胎嚢(胎児が入っている袋)が確認されたもの)のうち 15%から20%に生じるといわれる。プロゲステロン膣製剤には、流産リスクの軽減効果は認められないが、これまで、プロゲステロン経口投与による流産リスクの軽減効果は未検証であった。

今回、研究チームは、2016年3月30日から2018年5月の期間にて、流産リスクが高い妊婦406人を対象にランダム化二重盲検プラセボ対照試験を行い、プロゲステロン経口投与による流産リスクの軽減効果を検証した。

被験者は妊娠初期に膣出血が生じ、Early Pregnancy Assessment Clinicsを受診している。なお、膣出血の度合いは、被験者による自己診断にて重度の膣出血であったという。

無作為に抽出され、ジドロゲステロン錠を使用する女性群は、受診時にジドロゲステロン錠40mgを経口投与し、その後、妊娠12週終わりまで、または、膣出血後から1週間、1日3回ジドロゲステロン錠10mgを服用した。

ジドロゲステロン錠を投与された女性群とプラセボ群を比較したところ、両群の流産率および出生率は僅差であり、ジドロゲステロン錠による流産リスクの軽減効果は認められなかった。

(画像はHuman Reproductionより)


外部リンク

Human Reproduction
https://academic.oup.com/
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