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炎症性腸疾患により帝王切開や胎児発育遅延の割合が増す

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炎症性腸疾患により帝王切開や胎児発育遅延の割合が増す

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炎症性腸疾患が妊娠・出産に与える影響
カトリック大学校(韓国)の研究チームは、「Alimentary Pharmacology & Therapeutics」にて、炎症性腸疾患(IBD)の女性は、炎症性腸疾患でない女性と比べ、帝王切開および子宮内発育遅延(低出生体重)の割合は増加すると発表した。

炎症性腸疾患(IBD)は、主に消化管に炎症を起こす原因不明の慢性疾患であり、クローン病(CD)、潰瘍性大腸炎(UC)の2疾患からなる。炎症性腸疾患は、妊娠適齢期の女性に発症することが多く、長期的な影響を及ぼす。

炎症性腸疾患
炎症性腸疾患に伴う妊娠・出産リスク
研究チームは、2007年から2016年に掛けて、韓国人女性20580人(炎症性腸疾患2058人を含む)を対象に、炎症性腸疾患が妊娠に与える影響を検証した。

炎症性腸疾患の女性が妊娠した場合、妊娠期間における母子の健康は問題なく、炎症性腸疾患による妊娠への悪影響は認められなかった。しかしながら、炎症性腸疾患の女性は、炎症性腸疾患でない女性と比べ、帝王切開および子宮内胎児発育遅延(低出生体重)の割合は増加した。

また、クローン病では、症状が軽度である場合、妊娠・出産に伴うリスクは、クローン病でない女性と大差なかった。クローン病の症状が中度・重度の女性では、クローン病でない女性より流産率が増し、子宮内胎児発育遅延が3倍増となった。

(画像はWiley Online Libraryより)


外部リンク

WILEY
https://newsroom.wiley.com/

Wiley Online Library
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/apt.15654


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