亜鉛の火花と卵子先月26日、ノースウェスタン大学の研究チームは、科学誌「サイエンス・リポート」にて、卵子が精子内の酵素により活性化されると亜鉛が爆発的な火花を散らすと発表した。
研究論文によると、火花の大きさは卵子の健康状態により変化し、子宮に着床…
2016-05-05 11:00
ファーストフードと不妊の因果関係ジョージ・ワシントン大学ミルケン公衆衛生大学院の研究より、ファーストフードを多量に摂取すると、血中のフタル酸(環境ホルモン)量が約40%増え、ホルモンバランスが崩れて不妊を引き起こす要因になると判明した。
フタル酸は工業…
2016-04-22 18:00
マリファナにより精子の生産を調整ローマ大学トルベルガータ校医学部のパオラ・グリマルディ(Paola Grimaldi)教授が率いる研究チームは、カンナビノイド受容体(CB2受容体)に精子の生産を調整する作用があると発表した。
なお、カンナビノイドとは、マリファナの原料…
2016-04-15 06:00
日焼け止めと男性不妊コペンハーゲン大学は、サンスクリーン剤・日焼け止めにより精細胞が破壊され、男性不妊を引き起こす可能性が高いと報告した。
サンスクリーン剤・日焼け止めの成分(紫外線防御剤など)には、女性ホルモンであるプロゲステロンと似た作用があり…
2016-04-05 22:00
精神的不安が体外受精に与える影響スウェーデン・ストックホルムにあるカロリンスカ研究所は、精神的不安状態や抗うつ状態は、体外受精における妊娠率・出生率を下げると発表した。
カロリンスカ研究所によると、近年、SSRIs(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)など…
2016-03-16 12:00
SwimCountの販売開始デンマークのIVF企業Motility Countは、世界初となる精子検査用ホームキット「SwimCount」の販売を開始した。
「SwimCount」では、精子の数・運動率を測定できるという。精子の質を検査して生殖能力を評価する点が、「SwimCount」の特徴であり、…
2016-02-15 20:00
ハウスキーピング遺伝子と男性不妊アイオワ州立大学のラビンドラ・シング(Ravindra Singh)教授が率いる研究チームは、ハウスキーピング遺伝子(SMN遺伝子)と男性不妊の因果関係を発見した。
ハウスキーピング遺伝子は体内全ての細胞に存在するが、なかには男性不妊を…
2016-02-12 13:45
大豆製品の効果ハーバード公衆衛生大学院やハーバード大学医学大学院などの研究より、不妊治療中の女性が大豆を多く含む食事を摂取したところ、ビスフェノールA(BPA)など化学成分による健康への悪影響を防ぐ効果があると判明した。
研究チームは、大豆製品がビスフ…
2016-01-29 22:00
日本人に適した妊活スタイルとは?株式会社主婦の友社より、泌尿器科医で男性不妊治療に携わる北村クリニック院長北村健氏の書いた『週末妊活のすすめ ムリなく授かる50のヒント』が2015年12月19日に発売された。
クリニック数は世界でもトップクラスなのに、妊娠率…
2016-01-14 19:00
胚に異常が生じるメカニズムを発見モントリオール大学病院研究センター (CRCHUM) は、発育過程の胚(受精卵)に異常が生じるメカニズムを理解するうえで、重要な要素を発見した。
不妊治療に用いられる胚(受精卵)の約半数には、染色体の数が異常である細胞が含まれる…
2016-01-11 06:00