日焼け止めと男性不妊
コペンハーゲン大学は、サンスクリーン剤・日焼け止めにより精細胞が破壊され、男性不妊を引き起こす可能性が高いと報告した。
サンスクリーン剤・日焼け止めの成分(紫外線防御剤など)には、女性ホルモンであるプロゲステロンと似た作用があり、精細胞の機能を低下させるという。
コペンハーゲン大学のニルス・スカッケベク(Niels Skakkebaek)教授は、専門機関に対して、紫外線防御剤(UVフィルター)が生殖能力に対して与える影響を詳しく調査するように提言している。
紫外線防止剤が精細胞に与える影響
紫外線防御剤(UVフィルター)が精細胞に与える影響を調査したところ、紫外線防止剤(UVフィルター)13種類のうち45%は運動性など精細胞の機能を壊滅させた。
スカッケベク教授は、紫外線防止剤(UVフィルター)が少量であっても影響は認められたと述べている。また、13種類中9種類は、プロゲステロンと似た作用があったという。
紫外線防止剤について
規制機関が使用を承認している化学薬品のなかには、精子を破壊する物質があると判明した。アボベンゾン、ホモサラート、メラジメート、オクチサレート、オクトクリレン、オキシベンゾン、パディメートといった紫外線防御剤(UVフィルター)は、その一例である。
一方で、サンスクリーン剤・日焼け止めの成分には、紫外線防止剤(UVフィルター)が含まれる。スカッケベク教授によると、紫外線防止剤(UVフィルター)は肌が吸収する紫外線量を減らす目的で使用されているが、肌に吸収される物質があると述べている。
アメリカ、デンマークなどでは、紫外線防止剤(UVフィルター)が血液サンプルより検出され、尿サンプルに至っては95%の検出率であったと報告されている。
(画像はイメージです)

THE WEEKLY OBSERVER
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http://www.dailymail.co.uk/health/article-3519572/Ausutralia NETWORK
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