卵巣刺激ホルモン量と出生率8月3日、ミシガン州立大学(アメリカ)の研究チームは、同大学プレスリリースを通じて、生殖補助医療における卵巣刺激では、卵巣刺激ホルモン(FSH)量を抑えることによって出生率が改善すると発表した。
体外受精において、高用量の卵巣刺激…
2022-08-09 21:00
前例のない技術8月5日、オレゴン健康科学大学(アメリカ)の研究チームは、同大学プレスリリースを通じて、「Open Philanthropy」より助成金を受け、皮膚細胞から卵子を作製する技術研究を促進させると発表した。
なお、この前例のない技術の有効性は、マウスを用いた…
2022-08-09 17:00
高齢妊娠・出産のリスク8月4日、中国の研究チームは、「Journal of Assisted Reproduction and Genetics」にて、出産年齢の上昇は異常な妊娠転帰、子供の先天性欠損リスクを高めると発表した。
近年、晩婚化の進行などの社会的背景より晩産化が進みつつあるが、両親…
2022-08-07 22:00
不妊治療と自然妊娠による発育差7月26日、ブリストル大学(イギリス)の研究チームは、同大学プレスリリースを通じて、生殖補助医療で生まれた子供は、自然妊娠で生まれた子供と比べて思春期初期までは身長・体重・体脂肪率において差異があるが、発育差は思春期後半まで…
2022-08-01 23:00
受精卵の発育不全と染色体異常を引き起こす要因とは7月19日、コロンビア大学ヴァジェロス医学大学院の研究チームは、同大学院プレスリリースを通じて、体外受精において受精卵(胚)の成長・発育が止まる要因の大部分は、細胞分裂の初期段階におけるDNA複製エラーである…
2022-07-27 02:00
母親のPCOSが子供へ及ぼす影響7月14日、カナダの研究チームは、「ESHRE2022」(7月3~6日、イタリア・ミラノ開催)にて、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の母親から誕生した子供は健康リスクが増加すると発表した。
母親がPCOSと診断されている場合、その子供は、13歳までの…
2022-07-27 01:00
ビタミンD不足が妊娠に与える影響7月14日、アメリカの研究チームは「Human Reproduction」にて、自然妊娠の場合、妊娠前のビタミンDレベルと流産リスクにおける関係性は認められないと発表した。
これまで、ビタミンD不足により、月経周期が長引いて排卵が遅れ、妊…
2022-07-25 17:00
X染色体と男性不妊の関係性7月8日、国際的な研究チームは、「The American Journal of Human Genetics」にて、複数のX染色体が男性不妊の要因に成り得ると発表した。
男性不妊とX染色体における関係性これまで、X染色体は男性の健康状態において重要な役割を担って…
2022-07-20 18:00
プロバイオティクスによる効果7月4日、ジーランド大学病院(デンマーク)の研究チームは、「ESHRE2022」(7月3~6日、イタリア・ミラノ開催)にて、プロバイオティクスにより、膣内環境を最善の状態まで改善する効果はないと発表した。
体外受精の実施前、膣内環境のバ…
2022-07-14 17:00
精子スクリーニング検査と着床前診断の有益性7月5日、アメリカの研究チームは、「eLife」にて、精子スクリーニング検査および着床前診断によって妊娠に悪影響を及ぼす遺伝子突然変異が発見でき、流産や子供の先天性疾患を防げると発表した。
この遺伝子突然変異は精…
2022-07-12 18:00