精子形成の温度依存性5月26日、日本の研究者らは、「Communications Biology」にて、精子形成は熱に弱く、精子形成の複数のステップは温度による影響を大きく受けると報告した。
精巣機能と温度環境は密接な関係にあり、陰嚢温度が37度以上になると精子形成に障害が…
2022-06-05 00:30
肥満男性の減量が生殖能力に与える影響5月23日、コペンハーゲン大学(デンマーク)の研究チームは、同大学プレスリリースを通じて、肥満男性では減量によって精液の質が向上し、減量してそのままの体重を維持すると精子数が2倍まで増加すると発表した。
なお、研究論…
2022-05-30 16:00
男性フェロモンがもつ不妊治療効果5月19日、ノースウェスタン大学(アメリカ)の研究チームは、同大学プレスリリースを通じて、男性フェロモンには卵子の老化スピードを遅らせる作用があると発表した。
男性フェロモン曝露と卵細胞の若返り加齢に伴い、生殖機能は低下…
2022-05-25 18:00
出生時の両親の年齢と娘の生殖能力5月10日、ノルウェーの研究チームは、「Human Reproduction」にて、出生時の両親の年齢と娘の生殖能力には関連性があると発表した。
出産時の年齢が母親25歳未満または父親35歳以上であった場合、僅かではあるが、娘の妊娠能力は低…
2022-05-17 14:00
卵巣予備能を低下させる要因5月10日、ENDOCRINE SOCIETYは、プレスリリースを通じて女性の生殖問題とストレスに関する研究を取り上げ、慢性的なストレスによって卵巣予備能が低下すると報告した。
なお、研究論文は「Endocrinology」に掲載されている。
ストレス…
2022-05-17 12:00
妊娠までの時間を予測するバイオマーカー5月13日、アメリカの研究チームは、「Human Reproduction」にて、精子のエピジェネティクス的年齢は妊娠確率に影響を与えると発表した。
暦年齢(誕生から経過日数より求められる年齢)とDNAメチル化には強い相関性が認められ…
2022-05-16 19:00
タウリン不足による影響5月8日、南京医学大学(中国)の研究チームは、「Human Reproduction」にて、体外受精において、タウリンとタウリントランスポーター(TAUT)が不足すると精子形成および初期胚発生に悪影響を及ぼすと発表した。
タウリン不足によって精子の質は…
2022-05-12 23:45
精巣を老化させる要因5月2日、ユタ大学、ピッツバーグ大学(共にアメリカ)などの研究者らは、「Developmental Cell」にて、老化した精巣に生じる異常は、BMI値の上昇によって増幅すると発表した。
精巣機能を低下させる要因として加齢に加えて肥満が挙げられ、加齢お…
2022-05-06 23:00
非閉塞性無精子症の新たな要因を特定4月29日、フェルドウスィー マシュハド大学などイランの研究チームは、「Journal of Assisted Reproduction and Genetics」にて、精巣にあるHFM1遺伝子における突然変異によって非閉塞性無精子症が生じる可能性を示した。
遺伝子…
2022-05-06 20:00
有名クリニックの院長に直接質問ができる!株式会社ファミワンが、オンラインセミナー「有名クリニック院長が答える!不妊治療保険適用 最前線」(無料)を開催する。
当日は杉山産婦人科(東京都世田谷区)の新宿院長である中川浩次先生が講師を担当。妊活・不妊治…
2022-05-05 21:00