受精卵の発育不全と染色体異常を引き起こす要因とは7月19日、コロンビア大学ヴァジェロス医学大学院の研究チームは、同大学院プレスリリースを通じて、体外受精において受精卵(胚)の成長・発育が止まる要因の大部分は、細胞分裂の初期段階におけるDNA複製エラーである…
2022-07-27 02:00
プロバイオティクスによる効果7月4日、ジーランド大学病院(デンマーク)の研究チームは、「ESHRE2022」(7月3~6日、イタリア・ミラノ開催)にて、プロバイオティクスにより、膣内環境を最善の状態まで改善する効果はないと発表した。
体外受精の実施前、膣内環境のバ…
2022-07-14 17:00
凍結融解精子の生殖能力とは7月4日、マサチューセッツ総合病院とハーバード大学医学部(アメリカ)は、「ESHRE2022」(7月3~6日、イタリア・ミラノ開催)にて、凍結融解精子および新鮮精子を用いた人工授精において妊娠率に相違はないと発表した。
凍結融解精子および…
2022-07-09 17:00
卵巣一つと卵巣二つの妊娠確率6月18日、ニューヨーク大学(アメリカ)の研究チームでは、「Journal of Assisted Reproduction and Genetics」にて、生殖補助医療において、卵巣の数に関わらず、出生率は大差ないと報告された。
また、卵巣が一つの場合、卵巣二つに比…
2022-06-26 22:00
将来的な女性不妊リスク予測に向けて6月13日、ラトガーズ大学(アメリカ)の研究チームは、同大学プレスリリースを通じて、ゲノムシーケンスと機械学習を併用することにより、受精卵の染色体異数性を起因とする流産の可能性を予測できるとの考察を示した。
また、今後…
2022-06-22 16:00
卵巣刺激とレトロゾール6月2日、コペンハーゲン大学病院などデンマークの研究チームは、「Human Reproduction」にて、レトロゾールを併用した調節卵巣刺激では、卵胞期および黄体期のホルモン分泌量が増え、卵胞の発育を促進させると報告した。
レトロゾールを併用…
2022-06-11 03:00
反復着床不全の要因6月2日、日本の研究チームは、「Journal of Assisted Reproduction and Genetics」にて、多剤耐性の慢性子宮内膜炎が反復着床不全の要因に成り得ると報告した。
慢性子宮内膜炎とは、軽度の炎症が持続的に子宮内膜に起こっている状態であり、胚の…
2022-06-06 16:00
男性フェロモンがもつ不妊治療効果5月19日、ノースウェスタン大学(アメリカ)の研究チームは、同大学プレスリリースを通じて、男性フェロモンには卵子の老化スピードを遅らせる作用があると発表した。
男性フェロモン曝露と卵細胞の若返り加齢に伴い、生殖機能は低下…
2022-05-25 18:00
タウリン不足による影響5月8日、南京医学大学(中国)の研究チームは、「Human Reproduction」にて、体外受精において、タウリンとタウリントランスポーター(TAUT)が不足すると精子形成および初期胚発生に悪影響を及ぼすと発表した。
タウリン不足によって精子の質は…
2022-05-12 23:45
精巣を老化させる要因5月2日、ユタ大学、ピッツバーグ大学(共にアメリカ)などの研究者らは、「Developmental Cell」にて、老化した精巣に生じる異常は、BMI値の上昇によって増幅すると発表した。
精巣機能を低下させる要因として加齢に加えて肥満が挙げられ、加齢お…
2022-05-06 23:00