ビタミンD不足が妊娠に与える影響7月14日、アメリカの研究チームは「Human Reproduction」にて、自然妊娠の場合、妊娠前のビタミンDレベルと流産リスクにおける関係性は認められないと発表した。
これまで、ビタミンD不足により、月経周期が長引いて排卵が遅れ、妊…
2022-07-25 17:00
X染色体と男性不妊の関係性7月8日、国際的な研究チームは、「The American Journal of Human Genetics」にて、複数のX染色体が男性不妊の要因に成り得ると発表した。
男性不妊とX染色体における関係性これまで、X染色体は男性の健康状態において重要な役割を担って…
2022-07-20 18:00
母親の腸内細菌がもたらす影響6月28日、Quadram Instituteは、同研究所のプレスリリースを通じて、母体細菌叢が胎盤の発達、胎児の健康的な成長発達を促すと発表した。
妊娠中の母親が良好な腸内環境であると胎盤は発達し、胎児は健康的に成長発達できるという。
…
2022-07-04 23:00
季節と流産リスク6月25日、ボストン大学公衆衛生学部(アメリカ)の研究チームは、夏場は流産リスクが増加すると発表した。
季節変動は妊娠に影響を及ぼし、とりわけ、夏では初期流産(妊娠8週未満の流産)リスクが高まるという。なお、研究論文は「EPIDEMIOLOGY」に掲…
2022-06-30 22:00
妊娠期のコーヒー摂取クイーンズランド大学(オーストラリア)の研究チームは、同大学プレスリリースを通じて、妊娠中のコーヒー摂取行動によって妊娠リスクは増加しないと発表した。
1日あたり2杯から3杯まで現在、世界保健機構(WHO)が定めたガイドラインによると、…
2022-06-17 11:00
お茶を飲む習慣と男性の生殖能力6月3日、「Chemosphere」にて、お茶の摂取量と精子の質において関係性が認められ、お茶を飲むことによって男性の生殖能力が改善すると発表した。
今回、お茶を飲む頻度が高いほど精液の質は高くなることが認められた。特に、長期的に…
2022-06-11 14:00
精子形成の温度依存性5月26日、日本の研究者らは、「Communications Biology」にて、精子形成は熱に弱く、精子形成の複数のステップは温度による影響を大きく受けると報告した。
精巣機能と温度環境は密接な関係にあり、陰嚢温度が37度以上になると精子形成に障害が…
2022-06-05 00:30
肥満男性の減量が生殖能力に与える影響5月23日、コペンハーゲン大学(デンマーク)の研究チームは、同大学プレスリリースを通じて、肥満男性では減量によって精液の質が向上し、減量してそのままの体重を維持すると精子数が2倍まで増加すると発表した。
なお、研究論…
2022-05-30 16:00
出生時の両親の年齢と娘の生殖能力5月10日、ノルウェーの研究チームは、「Human Reproduction」にて、出生時の両親の年齢と娘の生殖能力には関連性があると発表した。
出産時の年齢が母親25歳未満または父親35歳以上であった場合、僅かではあるが、娘の妊娠能力は低…
2022-05-17 14:00
卵巣予備能を低下させる要因5月10日、ENDOCRINE SOCIETYは、プレスリリースを通じて女性の生殖問題とストレスに関する研究を取り上げ、慢性的なストレスによって卵巣予備能が低下すると報告した。
なお、研究論文は「Endocrinology」に掲載されている。
ストレス…
2022-05-17 12:00