体外受精に代わる不妊治療ニューサウスウェールズ大学やアデレード大学(共にオーストラリア)、ブリュッセル自由大学(ベルギー)による研究プロジェクトは、体外成熟培養において「Cumulin」と呼ばれる新たな成長因子を開発した。
プロジェクトリーダーであるロバート・…
2016-08-29 03:00
体外受精の失敗後、3人に1人が自然妊娠最新の研究により、体外受精にて妊娠に至らなかった女性が、その後に自然妊娠する可能性は高いと証明された。
しかしながら、専門家らは、長年にわたる不妊の末に、自然妊娠するメカニズムは説明できないとしている。
6年間…
2016-08-03 00:00
不妊治療とカエルの生態リーズ大学(イギリス)の研究チームは、イースタンウッドフロッグ(アメリカアカガエル)の生態メカニズムが体外受精における凍結技術に活かせると発表した。
イースタンウッドフロッグは、極端に低い気温下でも健康的な影響もなく、生き抜くこ…
2016-05-29 06:30
マリファナにより精子の生産を調整ローマ大学トルベルガータ校医学部のパオラ・グリマルディ(Paola Grimaldi)教授が率いる研究チームは、カンナビノイド受容体(CB2受容体)に精子の生産を調整する作用があると発表した。
なお、カンナビノイドとは、マリファナの原料…
2016-04-15 06:00
精神的不安が体外受精に与える影響スウェーデン・ストックホルムにあるカロリンスカ研究所は、精神的不安状態や抗うつ状態は、体外受精における妊娠率・出生率を下げると発表した。
カロリンスカ研究所によると、近年、SSRIs(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)など…
2016-03-16 12:00
SwimCountの販売開始デンマークのIVF企業Motility Countは、世界初となる精子検査用ホームキット「SwimCount」の販売を開始した。
「SwimCount」では、精子の数・運動率を測定できるという。精子の質を検査して生殖能力を評価する点が、「SwimCount」の特徴であり、…
2016-02-15 20:00
大豆製品の効果ハーバード公衆衛生大学院やハーバード大学医学大学院などの研究より、不妊治療中の女性が大豆を多く含む食事を摂取したところ、ビスフェノールA(BPA)など化学成分による健康への悪影響を防ぐ効果があると判明した。
研究チームは、大豆製品がビスフ…
2016-01-29 22:00
胚に異常が生じるメカニズムを発見モントリオール大学病院研究センター (CRCHUM) は、発育過程の胚(受精卵)に異常が生じるメカニズムを理解するうえで、重要な要素を発見した。
不妊治療に用いられる胚(受精卵)の約半数には、染色体の数が異常である細胞が含まれる…
2016-01-11 06:00
不妊治療と胎児の発育遅延アメリカ国立衛生研究所の研究により、不妊治療と胎児の発育遅延には因果関係はないと判明した。不妊治療にて妊娠した場合と自然妊娠にて妊娠した場合を比較しても、胎児が発育遅延となる可能性は大差ないという。
不妊治療が胚(受精卵)に…
2016-01-08 14:00
体外受精の回数と妊娠率イギリスの研究者が発表した研究論文(「The Journal of the American Medical Association」掲載)では、受精卵移植を3~4回行うよりも、体外受精サイクルを最大6回まで試みることを推進している。
通常、体外受精の過程では、受精卵移植の失…
2016-01-03 21:00