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諏訪マタニティークリニック 染色体の数的異常が原因の流産を防ぐための「着床前診断」を実施

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諏訪マタニティークリニック 染色体の数的異常が原因の流産を防ぐための「着床前診断」を実施

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妊娠率は、54.5%
長野県諏訪郡の諏訪マタニティークリニックでは、染色体の数的異常が原因の流産を防ぐ為のPGS(Preimplantation Genetic screening:着床前遺伝子スクリーニング)を、2006年から実施していることを公表しました。

公表した内容によると、PGSを受けたのは20人。その結果、受精卵を子宮に戻す(ET)ことができたのが12人、そのうち8人が妊娠し、7人が出産、1人が妊娠中とのことです。

なお、妊娠率は54.5%、PGSを行った人の平均年齢は、40.9歳。ETを行うことができた人の平均年齢は、38.3歳でした。

着床前診断
なぜ「羊水検査」に関しては、許可はいらないのか?
日本産科婦人科学会では、「着床前診断」は、“命の選別”につながる恐れがあるとして、重い遺伝病の患者などを除き認めておらず、適応の可否は申請された事例ごとに審査を行っています。

しかし、諏訪マタニティークリニックでは、着床前診断(PGD/ PGS)を、“命の選別”ではなく、不妊症や習慣流産に悩む患者に対する「産むための技術」「新しいいのちを育むための技術」であるとしています。

また、この着床前診断(PGD/ PGS)が、“命の選別”に当たるのであれば、日本産科婦人科学会の許可なく、いのちある胎児に関する“羊水検査”を行い、場合によっては人工妊娠中絶が行われていることは、どうなのかとしています。

諏訪マタニティークリニックでは、今後日本での着床前診断のあり方について、
・学会の事前申請制をやめ、事後報告制とするべき
・PGSを認めるべき
・加齢による不妊患者さんをこれ以上増やさない為にも、身体の知識、 妊娠に関する知識の啓蒙の強化
・国として、生殖医療に関する審議などを行う機関を設置する
(政党の変化を受けず、多分野の参加による継続的な機関)
・生殖医療に関する当事者をまもるための法整備をおこなう

が必要ではないかとしています。

外部リンク

諏訪マタニティークリニック
当院における着床前診断の報道に関し
http://news.e-smc.jp/topics/201207230848.php

日本産科婦人科学会
http://www.jsog.or.jp/index.html
Amazon.co.jp : 着床前診断 に関連する商品
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