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胎盤の酸素濃度と血流をリアルタイムで測定可能なデバイスを開発中

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胎盤の酸素濃度と血流をリアルタイムで測定可能なデバイスを開発中

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胎盤モニタリングの新たな方法
8月15日、ペンシルバニア大学とフィラデルフィア小児病院(アメリカ)の共同研究チームは、ペンシルバニア大学のプレスリリースを通じて、光学式測定器と超音波検査を組み合わせることにより、妊婦の胎盤における酸素濃度を非侵襲的に測定できると発表した。

なお、研究論文は「Nature Biomedical Engineering」に掲載されている。

胎盤
胎盤の酸素濃度をモニタリング
胎盤は母から胎児へ酸素や栄養を供給し、胎児の生命維持において重要な役割を果たす。それゆえ、胎盤の機能障害は、胎児発育不全、子癇前症(妊娠高血圧腎症)、死産を引き起こす。

今回、研究チームは3年に亘ってシステム設計を最適化し、光ファイバーと超音波プローブ(探触子)を統合したシステムを用いることにより、エコー画像などの超音波トランスデューサを詳細に検査でき、マルチモーダル技術は向上した。

安定性、正確性、再現可能性が高くなり、その結果、妊娠中の胎盤の血流や酸素濃度を測定できるようになるという。高酸素症である妊婦24人(妊娠後期)を対象に前臨床試験でテストを実施したところ、高酸素症が発症する前後において胎盤の酸素化および脱酸素化された血中濃度が測定できた。

母体から胎盤への循環に異常がある場合、母体に酸素を供給すると酸素濃度は上がるが、母体血流障害のない妊婦と比べて酸素レベルは増加しないことが確認された。

現在、胎盤のモニタリングシステムは改良中であり、利便性を高め、データの収集および処理速度の向上を目指す。これにより、妊娠を生理学的に理解でき、健やかな妊娠継続をサポートできると期待される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Penn Today
https://penntoday.upenn.edu/


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