働く妊婦の7割超は病欠休暇取得の経験あり
11月17日付、米インターネット情報サイトMailOnlineによると、ノルウェーでの調査により、
働く妊婦の75%は、病欠による理由で休暇を取得した経験があることが分かった。その主な理由は、疲労や睡眠問題。専門家らは、就業におけるフレックスタイム制の導入により、病欠休暇の日数を減らすことができると提唱している。
妊娠だけが理由とは言えない一面も
専門家らは、妊娠17週目から32週目までの入院している妊婦、3,000人を対象に質問形式によるアンケート調査を実施。結果、75%を上回る妊婦が、病欠休暇を取得していた。うち63%の妊婦は、妊娠32週目までに取得していた。主な理由は、35%が骨盤帯痛を伴う疲労感や眠気、32%がはき気、23%がおうと、2%が病欠休暇を取得したことを理由に含む、不安や妊娠性うつだった。
専門家らは、妊娠だけがその理由ではないとも分析する。妊娠初期に病欠休暇を取得している人は多いが、仕事からくる疲労感、例えば不眠症といった病気の場合には、特に妊娠後期にさらなる休暇が必要となる可能性はある。
経営者と働く妊婦の最善策を探りましょう
経営者側にとっては、病欠休暇を減らしまた、働く妊婦側にとっては、質の良い妊娠生活を送るには、いかなる対策が必要かを真剣に考える必要はある。ノルウェーの専門家らは、その最善策として、フレックスタイム制の導入促進を推奨している。
(渡邉充代)

MailOnline
http://www.dailymail.co.uk