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不妊治療と再生医療への疑問、倫理感を問う話題の一冊 「生殖技術」

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不妊治療と再生医療への疑問、倫理感を問う話題の一冊 「生殖技術」

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人工的に生命を誕生させること
日本でiPS細胞を使った人間の精子や卵子を作る研究が、2年前解禁された。 現在、マウスのiPS細胞から卵子を作製、精子の作製が成功し、子どもまで誕生している。(※受精させることは文部科学省の指針で禁止されている。)

不妊治療への大きな一歩となるiPS細胞だが、その裏には私たちが忘れてはならない倫理的な課題がある。人間の手によって、新たな生命を誕生させること、これがどこまで許されるのか。

柘植(つげ)あづみ著『生殖技術』は、この問題を徹底的に社会に投げかけている。「 不妊治療と再生医療は社会に何をもたらすか」をテーマに、裏の社会に光をあてた。

生殖技術


心を震わせる一冊
全9章から構成される本書は、いろいろな角度から不妊治療と再生医療について、今一度考える場を提供している。

第2章では精子・卵子の売買、代理出産をめぐって、何を規制するのか、なぜ規制するのか、グローバル市場で取引される精子と卵子などを取り上げる。

生殖技術がもたらした最大の変化は卵子を女性の身体から切り離したこと。提供された卵子や、精子は売買されるべきか、それとも無償提供されるべきか。

第4章では、注目されているES細胞、iPS細胞の倫理観を見つめる。不妊治療で生じた受精卵が研究につかわれる予測がたった今、私たちは、どこに道徳と生殖技術の境界線を引いたらいいのか。方向性を決めるのは私たち。

最先端の技術とそこからもたらされる倫理感と、進む国家プロジェクト。 生殖技術の問題と解決策を本と共に真剣に考えてみよう。


外部リンク

みすず書房「生殖技術」
http://www.msz.co.jp/book/detail/07706.html
Amazon.co.jp : 生殖技術 に関連する商品
  • 特定の染色体変異が流産に関与する(5月6日)
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