夢が現実に、61歳で出産に成功!
10月27日付、米医療系情報サイトMedindiaによると、ある1人のブラジル人の女性が長年の念願であった、”母になる”という夢をかなえた。その
女性は、人工授精で10年前の冷凍保存胚を用い、10月下旬に双子を出産。その出産日から1週間後に、自身の61回目となる誕生日を迎えた。
10年前に凍結保存した受精卵が功を奏す
Antonia Leticia Rovati Astiさん(62)は、
10年前の2002年に、体外受精に挑戦。しかし、妊娠までには至らなかった。そのため、養子を迎えることに決めたが、年齢の問題から申請は却下された。
それから10年がたち、Astiさんは、
人工授精に挑戦。その際、10年前に体外受精をした際に冷凍保存した受精胚を使用した。結果、2人の子どもを授かることができた。
主治医の話では、年齢は全く問題なかったという。
体外受精と人工授精の違い
人工授精とは採取した精液を、カテーテルという細い管を使って子宮に直接注入するもので、精子を卵子が受精しやすいところに入れる治療法。一方、体外受精とは、女性の卵巣から卵子を体外に取り出して、男性の精子と受精させ、数日の培養後、細胞分裂(分割)が始まれば、女性の体内(主に子宮内)に戻すと言う治療法。

Medindia
http://www.medindia.netAll About
http://allabout.co.jp/gm/gc/299840/