不妊治療費を一部助成
栃木県の東部に位置し、宇都宮市から約30~35km距離に位置する那須烏山市では、今月12日から市のホームページなどで「今月のお知らせ」と題し、国内医療機関で保険適用外の不妊治療(人工授精・体外受精・顕微授精)を受けた場合、市が治療費の一部を助成する新制度を告知している。
市内に1年以上前から住民登録などの要件あり
対象となるのは①法律上の婚姻をしている夫婦で、医師による不妊治療を受けている②市内に1年以上前から、住民登録している③健康保険等の医療保険に加入している④市税・上下水道料等を滞納していない―以上4条件を満たした人で、助成内容は治療費の2分の1(上限は年間20万円)を通算で5年間助成するというもの。
問い合わせは同市こども課で、電話0287(88)7116またはE-mail:kodomo@city.nasukarasuyama.lg.jpまで。
金融庁が民間保険で「不妊治療」の補助ができるように検討を開始したことも含め、今後、自治体レベルで積極的な不妊治療費の助成制度が生まれることを願わずには入られない。

那須烏山市ホームページ
http://www.city.nasukarasuyama.lg.jp/news/detail.1.14346.html