イギリスでも働く妊婦さんが活躍しています
妊娠中もお仕事を続ける女性は、世界のあちこちで見られます。イギリス版のYahooでは、働く妊婦さんのためのアドバイスがまとめられていました。これは、イギリスで、政府関連の管理職をしていたケリーさんが書いたもので、日本の働く妊婦さんにもアイデアを提供してくれています。今回は妊娠初期から見られるシチュエーションに関してご紹介します。
つわりと通勤
つわりは軽い人もひどい人も様々、症状も様々ですが、一般的には、少量の食べ物を、何回にも分けて摂ると効果的だとされています。特に出勤が辛くて仕方ないという人、気分が悪いからと行って朝食を抜くと、通勤が辛くなることが多いようです。食べ物を少しお腹に入れてから家を出て、ちょくちょくつまめるような、クラッカーやドライフルーツなどをバッグに入れておくと良いでしょう。
集中力の低下と打ち合わせ
妊娠中は眠くなったり、体調の変化が激しかったりで、仕事に対する集中力が低くなることがあります。特に眠気を誘うような退屈な打ち合わせの席ではなおさら。対面のミーティングで、あくびやつわりによるげっぷ、眠そうな顔を相手に見られてしまうのも心配です。
この機会に、可能なものは電話やメールに切り替えてみましょう。また、事前に資料を作っておくと、ミーティングそのものの時間が短くて済みますから、最終的に自分にとって楽になることが多いものです。
しょっちゅうトイレに行きたくなる
妊娠の経験のある人なら分るでしょうが、トイレが近くなるのも、仕事をする上で不便を感じる変化の一つです。妊娠すると子宮の体積は1000倍にもなりますので、これが膀胱を圧迫するのですからある意味当然のことなのです。
こればかりは、防ぐにも限界があることなので、トイレを見かけたら行くようにしましょう。妊娠中は尿漏れが起こることもあります。職場や出先で、尿漏れに悩まなくて済むようにするには、とにかく先にトイレに行ってしまうこと。
また、トイレを我慢することで膀胱炎などのトラブルにつながることもあります。
妊娠と共に起こる、心や体の変化。初期からしばらくはお腹も目立たないので、人知れず悩む妊婦さんもいることでしょう。自分の体、お腹の赤ちゃんと上手につきあいながら仕事を続けていけると良いですね。

Yahoo(UK) ; Pregnant at work: How to balance the mental and physical stress
http://uk.lifestyle.yahoo.com/pregnant-balance-mental-physical-stress-095400610.html