1日30分を目安に体を動かそう
アメリカの産婦人科学会では、妊婦さんは特に健康上の問題がない限り1日最低30分は体を動かすべきだとしています。海外サイトのiVillageでは妊娠中の運動についてわかりやすく紹介していました。
その理由は数え切れないほど。運動により、適切な体重を維持できますし、特に35歳以上の妊婦さんで危険が高まる妊娠中の糖尿病の防止にもなります。更に、精神的にも安定しますし、高血圧などの予防にもなるのです。
それでは、どんな運動が妊娠中に適しているでしょうか?ジュリアロバーツなどの妊娠中のエクササイズの指導をした、キャシーさんは、現代の女性は妊娠中も仕事上の責任もあり、ストレスも高まりがちでもあるため、ぜひ運動によって、「充電」できるようにしたいとしています。
トレッドミルやウォーキングはOK
キャシーさんによれば、妊娠中に向いている運動では、ジムに通っている人ではトレッドミルなどがオススメとのこと。体勢的にお腹が苦しくなければバイクも全身の循環が高まるのでオススメだそうです。ただし、ウェイトリフト系は避けるようにしましょう。
ウォーキングももちろんオススメ。週3回なら1回20分程度、週4回なら1回17分、週5回歩けるのであれば1回15分程度でも効果があります。速度は体調や日頃の運動量によって調節しましょう。キャシーさんは妊婦さんには、ジョギングはお勧めしないとのこと。
出産時や出産後に役立つ運動も
この他、足のむくみや腰痛の予防に効果的な「空気椅子」など太もも系のエクササイズは同時に出産時の骨盤の変化によるつらさも和らげます。ペットボトルなどを利用しての、二の腕のトレーニング(出産後赤ちゃんをだっこするのにもお役立ちです)、座禅やあぐらで背筋を伸ばしてゆっくり深呼吸なども妊婦さんのエクササイズに適しています。
何事もやり過ぎは禁物ですから、自分に適した運動量で行うようにしましょう。また脱水を予防するために、水分を取ることも忘れずに。お腹が張ったり違和感があるときは運動は避けて、出来るだけ早く専門家に見てもらいましょう。

iVillage ; 30 or Older and Pregnant? Here's How to Stay Fit
http://www.ivillage.com/30-or-older-and-pregnant-heres-how-stay-fit/4-b-278208#278210