妊娠中の摂食障害も約半数というショッキングな結果
海外サイトのSELFとCofeMon.comが行ったアンケートでこんな結果が出たのです。
女性の48%が、妊娠中に過食や拒食などの傾向があると打ち明けました。カロリーを控えたり、過剰な運動をしたり、炭水化物抜きや脂肪抜きなど、特定の栄養素を控えるダイエットをしたことがあるというのです。
52%の女性が、妊娠したことによって、自分の体型に自信がなくなったとしています。妊娠した自分の体型により愛着を感じられるとした人はわずか14%でした。
70%の女性は、体重が増えることが心配としていました。そして、妊娠中の適正体重を超えて体重が増えてしまった人は妊婦さんのうち3割に及ぶことが分りました。
妊娠中の自分にプライドを持てるような社会的取り組みが必要
こうした実態は、どれも健康的とは言いがたいとSELFでは警告しています。妊娠に伴いお腹が大きくなるのは当然のことであるのに、日頃の「理想の体型」の価値観から抜け出せないようです。
女性としての美しい体型は、妊婦さんの体型とはかけ離れたものですが、同時に妊娠は女性ならではの体の変化です。女性らしさと言うことに関するステレオタイプなイメージが、妊婦さんの心の安定を阻んでいるのではないかとされています。
妊娠中は、これからのベビーとの生活に備えるとても大切な時期。妊娠中の自分により愛着があると考えられる人が増えるためには、どうしたらよいかを社会全体が見つけなければいけないようです。

SELF ; Why Do So Many Pregnant Women Hate Their Bodies?
http://www.self.com/health/blogs/healthyself/CafeMom.com
http://www.cafemom.com/