有給が25日以上の欧米と14日のシンガポールを比べると
海外サイトTODAYonlineによると、有給が長い欧米諸国ではアジア圏は欧米諸国と比べて有給が少ないことが知られています。シンガポールもその一つ。
調査によれば、イギリスでは28日、フランス・デンマーク・フィンランド・スウェーデンは25日の有給がありますが、シンガポールでは14日間が法律で定められている有給です。
そして、こんな風に有給が多い国では、シンガポールと比べると出生率が高いのです。
イギリス、フランス、デンマーク、フィンランド、スウェーデンの出生率はそれぞれ、1.91、2.08、1.74、1.73、1.67となっているのに対して、シンガポールでは1.2という結果が出ているのです。
企業側にもベネフィットが。検討の価値あり??
実際、きちんと休息が取れている人は、生活への満足度も高いし、健康で、ストレスも少ないので、子どもを授かりやすいと考えている人が多いものです。雇用する側も健康が維持できている従業員が多ければ、特に医療費に関する支出を抑えられることも指摘されています。
TODAYonlineによると、シンガポールでは、現在法定の有給を増やすような動きが生れているそうです。
少子化に悩む日本でも、こんな見方が取り入れられると良いですね!

TODAYonline ; Raise annual leave benefits for fertility boost
http://www.todayonline.com/Voices/