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生殖技術で産まれた赤ちゃん 先天性の奇形などのリスク減少

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生殖技術で産まれた赤ちゃん 先天性の奇形などのリスク減少

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自然妊娠よりも高い確率で先天性の奇形や障害が
体外授精などの生殖技術を経て産まれてくる赤ちゃんたちには、先天性の障害などを持っている確率が高いことが、自然妊娠で産まれてくる赤ちゃんよりも多いことが知られています。そして、この原因は分かっていません。

出生時の奇形など
今回オーストラリアのチームが、207,000人の赤ちゃんを対象にして調査をしたところ、この確率が下がってきているという嬉しい結果が出ました。対象となった赤ちゃんの中には、1328人の体外受精、633人の卵細胞質内精子注入法での妊娠によるケースが含まれます。

先天性の異常としてみられていた、口唇口蓋裂、股関節異形成、心臓の奇形、消化器や性器の異常などは8%で見られ、これは自然妊娠で産まれた赤ちゃんでは5%となっていました。

1994-98年と比較して減少が確認
1994年から1998年と、1998年から2002年に行われた調査と比較すると、出生時に何らかの異常があった赤ちゃんのパーセンテージが減少していることが分かりました。

94年から98年では生殖技術の元に産まれた赤ちゃんの先天性の異常が6歳の誕生日までに診断されたケースが、11%ありました。そして、98年から02年では、この数値は7.5%まで減少しました。

原因はまだ不明。カップルは十分な理解を。
研究者は、喜ばしい結果だが、もともと生殖技術を使って生まれた子どもたちになぜ障害を持っている率が高かったのかが不明確であるように、今回の現象もまた原因が不明としています。

とはいえ、生殖技術が世界中に広まり、また進歩したことは一因であると考えられています。いずれにしても、現在でも自然妊娠に比べた場合に、奇形や障害のリスクは高いので、不妊治療を受けるカップルはこのことをきちんと理解する必要があるとされています。

外部リンク

Growing Your Baby.com ; Birth Defect Rates in IVF Babies Down, Study Says
http://www.growingyourbaby.com/2012/10/01/
Amazon.co.jp : 出生時の奇形など に関連する商品
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