ホルモンを利用した簡易妊娠判定検査
9月29日付、米医療系情報サイトMedindiaによると、
イギリスとオランダが共同で、妊娠の判定が可能な簡易ホルモン検査の研究を実施していることを公表した。
有痛妊婦に有効
研究者らは、女性ホルモンの1つ、プロゲステロンを利用して、特に
下腹部に痛みを感じていたり、膣から出血を伴っている女性らの妊娠可否の判定を実施。
診断の精度が高い
下腹部に痛みを伴ったり、膣から出血している女性らの妊娠判定については、経膣超音波検査(エコー検査)が一般的に行われている。しかし、その3
分の1は、妊娠しているかどうかの結論に達しないのが現状だ。
研究員らの報告では、このような有痛を患っている女性らの妊娠判定において、
プロゲステロンホルモンを利用した妊娠検査は、
経膣超音波検査よりも診断の精度が高いという。(渡邉充代)

Medindia
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