1日に最低グラス10~12杯を
7月7日、ライフスタイルに関する情報をまとめたウェブサイト「boldsky」が、妊娠中の脱水症状に関する危険性を紹介する記事を掲載しました。
妊娠中の脱水症状は、妊婦にとっても胎児にとっても危険なものです。特に妊娠中には通常よりも多くの水分補給が必要となり、1日に最低でもグラス10~12杯の水を飲むことが推奨されています。それでは、水分不足によって具体的にどのようなリスクがあるのか、見ていきましょう。
水分不足による様々なリスク
1:四肢変形妊娠中の水分不足は、子宮の中の羊水が不足してしまう原因となります。通常、胎児は羊水の中で成長していきますが、その羊水が不足すると、胎児の体が子宮に直接触れてしまいます。これは非常に危険なことであり、場合によっては子どもの四肢変形などにつながる恐れがあります。
2:神経管欠損妊娠中には、体温管理も大切です。妊娠すると、体から熱を発散する能力が弱まり、汗をかきやすくなります。体温を正常に保つためにも、汗をかいて失われた水分を取り戻すためにも、しっかりと水を飲む必要があります。妊婦が高熱状態にあると、それは胎児にも伝わり、神経管欠損などにつながる恐れがあります。
3:その他その他にも、妊娠中の水分不足は「便秘になりやすくなる」「授乳時に充分にミルクが出ない」「妊婦の腎臓に障害が出る」「子どもの腎臓・肝臓に負担がかかる」「妊婦の血液量が減る」など、様々なリスクを引き起こします。
糖分やカフェインは少なめに
このようなリスクを避けるためにも、充分な水分補給は欠かせません。たくさん水を飲むのはもちろんですが、糖分やカフェインが多く含まれる食べ物や飲み物は、脱水症状を引き起こしやすいため、なるべく少なめにしましょう。
できれば水道水よりも、きれいで安全なペットボトル水を飲むようにしたいところですね。早速、ペットボトル水をケース買いしておいてはいかがでしょうか。

Dehydration During Pregnancy Can Be Risky
http://www.boldsky.com/pregnancy-parenting/