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妊娠中の過体重で「巨大児」のリスク高まる – アメリカ

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妊娠中の過体重で「巨大児」のリスク高まる – アメリカ

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新たに発見された予測因子
アメリカで行われた調査によって、「巨大児」を産む主な予測因子は、妊娠中の過体重であることが判明しました。EurekAlertが5月22日に報じました。

「巨大児」とは、外形異常がないにもかかわらず、体重が4000g以上で産まれてくる赤ちゃんのことをいいます。これまでは一般に、糖尿病を持つ妊婦は「巨大児」を産むリスクが高いと言われてきました。そのため近年では、妊婦の血糖値を管理することでそのリスクを下げられるのではないかという研究が進められてきました。

しかし今回の調査で、それよりも影響の大きい予測因子があるということがわかったのです。

肥満
調査の内容は?
今回の調査は、マウントシナイ病院、トロント大学の小児科病院Sickkids、聖ミカエル病院というカナダ・トロント内にある3つの病院に所属する研究員たちによって行われました。

女性の肥満度、血糖値、血中脂肪などの様々な要因が、どのように産まれてくる赤ちゃんの出生体重に影響するかが調べられました。

調査対象となったのは、472人の女性。そのうち368人は通常の耐糖能(ブドウ糖をエネルギーへ変換する能力)を持ち、残りの104人は耐糖能障害を持っていました。

そして調査の結果、妊娠前・妊娠中の過体重こそが「巨大児」を産む1番の要因だということがわかりました。血糖値や血中脂肪などの影響は、それに比べると比較的少なかったのです。

体重管理をしっかりと
研究者たちは、今回の調査結果を次のように結論付けています。

肥満が蔓延しているこの近年において、この調査結果は、若い女性たちの体重管理の重要性を示している。「巨大児」を産むリスクを下げるための戦略として、非常に重要だ。さらに妊婦の場合は、妊娠中の過度な体重増加がないよう、しっかりとチェックしていく必要があるだろう。


健康な赤ちゃんを産むためには、やはり体重管理は欠かせないようですね。必要な栄養はしっかり取りつつ、体重が増えすぎないように注意したいものです。


外部リンク

Excess maternal weight before and during pregnancy can result in larger babies
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2012-05/cmaj-emw051512.php


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