心配だが、何も対策していない6割
子どものいない既婚女性の多くは出産は希望しているが、不妊手術には抵抗があるということが女性向けフィットネス商品を販売する株式会社コニー(本社:大阪市中央区)の調査で判明しました。
同社は今年2月、既婚で子どものいない25歳から39歳の女性1000人を対象に、「不妊に関する意識・実態調査」をインターネットで実施。まず、現在子どもを産みたいかという質問には70%が「産みたい」と回答したそう。
「出産に踏み切っていない理由は?」という問いに対しては「欲しいができない」という回答が一番多く、49%と約半数を占めています。また、「今まで子どもができないのではと心配したことはあるか」と聞くと、「心配したことがある」人は63%と半数以上を占めていました。
※株式会社コニー プレスリリースより
「今後も子どもができないのではと心配しているか」には「心配している」と答えたのは51%と約半数でした。しかしながら、「その心配に対して、具体的に対策を行っているか」という質問に対して59%が「特にない」と言っているのです。
調査に参加した70%の女性が子どもが欲しいと思っていて、60%以上が今までに子どもができない可能性を心配したことがあり、今後も心配している人が約50%もいるというのに、約60%がその不安を解消するための行動を起こしていない、ということですね。
不妊治療は料金も高い上時間がかかりそうなイメージ
その背景の手がかりとなるのが「妊娠に関して誰かに相談したいと思ったことがあるか」、「実際相談できる人はいるか」という質問。47%が「相談したい」と思っているけれども、「相談できる人がいる」と答えたのはたった31%。そして、「相談できる相手がいないことを不安に思うか」という問いに対して「不安に思う」と答えた女性は88%にのぼっています。
「不妊について医師の検査を受けたことがある」人は22%と少なく、不妊のための治療はちょっと・・・という女性は44%と約半数におよびました。「不妊治療のイメージ」では「料金が高そう」がトップで89%、「効果に時間がかかりそう」と言う人が55%と、一歩引いてしまっている女性が多いことがうかがえます。
身近に相談できる人がいない女性が多く、不妊について病院で検査を受けるなど、不安を解消するための行動に移している女性はまだまだ少ないようです。
デリケートな内容なので、もし身近に相談できる人がいなければ、病院で検査をしたりアドバイスをもらうという方法も一つかもしれません。年齢を重ねるごとに妊娠は難しくなっていくので、早めに何かしらの対策を取った方がよいと思いますよ!

株式会社コニー
プレスリリース:子どもを産みたい既婚女性、2人に1人が「欲しいのに、できない」 6割が、不妊を心配しつつも「具体的な対策はできていない」 専門家が語る「骨盤のゆがみ」と「不妊」の関係性とは・・・
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000004764.html