Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

新型コロナウイルス感染症は母親から胎児に感染する

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























新型コロナウイルス感染症は母親から胎児に感染する

このエントリーをはてなブックマークに追加
親から子へ伝播
テキサス大学南西医療センターの研究チームは、「The Pediatric Infectious Disease Journal」にて、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)の原因ウイルス「SARS-CoV-2」が垂直感染・垂直伝播(親から子へ伝播)すると発表した。

つまり、「SARS-CoV-2」は母から子へうつり、妊娠中の母親が感染することによって子宮内の胎児もウイルスに感染する可能性があると報告された。

新型コロナウイルス感染症
母親の子宮内で感染する可能性
当初、中国の研究チームが発表した論文内では、新型コロナウイルス感染症に感染した母親の羊水、臍帯血、母乳内に「SARS-CoV-2」は検出されず、新型コロナウイルス感染症の垂直感染・垂直伝播の可能性は低いとされていた。しかしながら、その後、世界中の研究者らが研究を重ね、妊娠中の垂直感染・垂直伝播が確認された。

今回、妊娠34週目の妊婦が早産の兆候が現れ、パークランド病院を受診した。女性は発熱と下痢はあったものの、典型的な症状はなく、受診時に新型コロナウイルス陽性反応となり、初めて感染が確認された。感染経路は不明であり、新型コロナウイルス感染を理由に入院となった。

入院から3日後に破水し、破水から8時間後に健康な女児を出産した。女児は、新型コロナウイルス感染症に感染した母親から早産で生まれ、出生から約1日後に発熱し、異常に高い呼吸数、血中酸素レベルの低下を含む呼吸困難の兆候が見られた。新型コロナウイルス陽性反応は、出生1日目から2日目の間に確認された。

現在、母子ともに治療を受け、回復に向かっているという。研究チームは、胎児に炎症およびストレスを受けた証拠が認められ、新型コロナウイルス感染症の垂直感染・垂直伝播におけるメカニズム・タイミングを解明する鍵になると考える。

(画像はUT Southwestern Medical Centerより)


外部リンク

UT Southwestern Medical Center
https://www.utsouthwestern.edu/

NEWS MEDICAL
https://www.news-medical.net/
Amazon.co.jp : 新型コロナウイルス感染症 に関連する商品
  • 妊娠中の抗精神病薬の服用と子どもの神経発達症に関連はない(3月23日)
  • 健康的な食生活を実践しているカップルは妊娠中の体重増加が抑制できる(3月23日)
  • 妊娠中のナッツ類摂取が子供の対人関係に肯定的な影響を与える(3月20日)
  • 自己免疫疾患は妊娠に伴うリスクを大きくする(3月13日)
  • 母親の肥満によって死産リスクは増す(3月11日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ