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授乳中のニコチン置換療法は子供の頭蓋骨欠損リスクを高める

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授乳中のニコチン置換療法は子供の頭蓋骨欠損リスクを高める

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授乳期のニコチン置換療法の危険性
オハイオ州立大学の研究チームは、「The FASEB Journal」にて、授乳中の母親が電子タバコあるいはニコチン置換療法(ガム、トローチ、パッチ、点鼻スプレー、口内吸入器)を利用している場合、子供は母乳を介してニコチンに晒され、頭蓋骨欠損リスクが高まると発表した。

これまで、先行研究では、授乳期の喫煙(タバコ)と子供の異常における因果関係が報告されている。

ニコチン
ニコチン曝露が頭蓋と顔面の発達に与える影響
研究チームは、マウスを用いた動物モデル実験を行い、ニコチン曝露が頭蓋と顔面の発達に与える影響を検証した。

授乳中の母マウスに対してニコチンを加えた飲料水(1日あたりタバコ約1/2箱にあたるニコチン量)を与えたところ、生後15日目の子マウスは、頭頂部の頭蓋縫合(新生児・乳児は頭蓋骨が7つの骨片に分かれ、骨片のつなぎ目)が狭く、通常より早く頭蓋骨が結合した。

生後15日目(ヒトでは生後1~2年)の子マウスの飲食は、母マウスの母乳のみである。つまり、実験結果より、ニコチンを摂取した母マウスは母乳にニコチンが含まれ、母乳を介して子マウスがニコチンに晒されることが認められた。

ヒトの場合、頭蓋骨の異常である頭蓋骨癒合症・頭蓋骨縫合早期癒合症は、頭蓋を変形させるだけでなく、目などの重要な器官の発達を損なわせる。また、脳が成長する余地を作るために脳神経外科手術を必要とする。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

OSU.EDU
https://news.osu.edu/


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