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体内の酸化ストレス状態を下げることで女性不妊リスクは軽減できる

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体内の酸化ストレス状態を下げることで女性不妊リスクは軽減できる

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原因不明の女性不妊と酸化バランススコア
5月29日、福建医科大学と福建医科大学病院の研究チームは、「frontiers」にて、原因不明の女性不妊と酸化バランススコア(OBS)は負の相関関係にあると示した。

体内の酸化ストレス状態を下げることで、女性不妊リスクは軽減できる可能性があるという。なお、OBSスコアは体の酸化ストレス度(老化度)と抗酸化力(抗酸化度)を包括的に表す指標であり、全身の酸化ストレス状態を評価する。OBSスコアが高いほど酸化ストレスは低くなる。

酸化ストレス
女性不妊と体内の酸化ストレス状態における関係性
食事、ライフスタイル、酸化ストレスは女性不妊と関連している。そこで今回、研究チームは、米国の国民健康栄養調査「The National Health and Nutrition Examination Survey(NHANES)」を用いて、女性不妊とOBSスコアにおける関係性について検証した。

2013年から2020年までのデータを分析したところ、不妊の女性は、不妊でない女性と比べてOBSスコアは有意に低くなった。OBSスコアの上昇に伴い不妊リスクは低下し、OBSスコアが1ポイント上がると不妊リスクは3%下がったという。

あわせて、不妊女性は、食事のOBSスコアならびにライフスタイルのOBSスコアが低くなると報告された。スコアの上昇と不妊リスクの低下には関連性があり、1ポイント上昇で食事のOBSスコアは不妊リスクが2%、ライフスタイルのOBSでは不妊リスクが15%低下した。

特に、妊娠歴のない女性の場合、妊娠歴のある女性と比べて、OBSおよびライフスタイルのOBSから受ける不妊リスク軽減の恩恵が大きくなるという。

抗酸化物質を豊富に含む食事とライフスタイルを積極的に取り入れ、体内の酸化ストレス状態を下げることで、女性不妊リスクは軽減できる可能性がある。

(画像はfrontiersより)


外部リンク

frontiers
https://www.frontiersin.org/


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