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多嚢胞性卵巣症候群は精神状態や腸内細菌叢に影響を及ぼす

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多嚢胞性卵巣症候群は精神状態や腸内細菌叢に影響を及ぼす

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PCOSによる影響
4月13日、オウル大学(フィンランド)などの研究チームは、「Human Reproduction」にて、腸内細菌叢は精神状態による影響を受けやすく、精神症状や心理症状を伴う多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)では独特の腸内細菌叢になると発表した。

うつや不安、自尊感情の低下など精神的な症状を伴うPCOSは、精神症状や心理症状を伴わないPCOSと比べて腸内細菌叢が多種多様となり、酪酸産生菌が少なくなるという。

PCOS
腸内細菌叢とPCOSの精神症状における関係性
PCOSの女性は、PCOSでない女性と比べて精神症状や心理症状を発症する可能性が4倍から5倍高くなるといわれる。

そこで今回、研究チームは、フィンランド北部コホート研究「Northern Finland Birth Cohort Study 1966 (NFBC1966) 」(1966年生まれの女性を対象とした46年間の追跡調査)を用いて、腸内細菌叢とPCOSの精神症状における関係性を検証した。

PCOSの女性(102人)、年齢とBMIが一致するPCOSでない女性(205人)を対象に精神疾患の診断基準に基づき精神状態(31歳と49歳)を評価し、検便(31歳、49歳)を通じて腸内環境を比較したところ、PCOSの有無に関わらず、腸内細菌叢は精神症状や心理症状によって変化することが認められた。

また、精神症状を伴うPCOSでは、精神症状を伴わないPCOSと比べて腸内細菌叢が多種多様となり、酪酸産生菌が少なくなるという。

これより、腸内細菌叢とPCOSの精神症状には関連性があり、PCOSは腸内細菌叢ならびに精神症状や心理症状に影響を与えると結論付けられる。

(画像はHuman Reproductionより)


外部リンク

Human Reproduction
https://academic.oup.com/



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