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出生前のコルチコステロイドは改善効果があるものの注意が必要である

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出生前のコルチコステロイドは改善効果があるものの注意が必要である

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出生前コルチコステロイドによる効果
8月2日、カナダの研究チームは、「the bmj」にて、出生前のコルチコステロイド(胎児肺が成熟するのを助ける抗炎症薬)によって早産児における転帰の一部は改善されるものの、他のリスクが増加すると示した。

出生前コルチコステロイド(ACS)療法は妊娠34週未満の早期早産を対象にし、胎児肺を成熟させ、早産児の転帰を改善するための標準治療とされる。

出生前コルチコステロイド
出生前コルチコステロイドによる正期産ならびに後期早産の割合と結果
研究チームは、2000年1月1日から2023年2月1日の期間、8つのデータベースを用いて160万人の乳児を対象にシステマティックレビューメタ分析を行い、出生前コルチコステロイドによる正期産ならびに後期早産の割合、短期的および長期的な結果を検証した。

ランダム化比較試験7件と集団ベースのコホート研究10件を評価したところ、妊娠34週未で出生前コルチコステロイド療法を受けた乳児の約40%が正期産で産まれたと報告された。

また、正期産児では、出生前コルチコステロイドの早期曝露(妊娠34週未満)と新生児集中治療室(NICU)入院リスクにおいて関連性が認められた。

出生前コルチコステロイドには早産児における転帰の一部を改善できるが、他のリスクが増加する。短期的および長期的な有害な転帰が伴い、出生前コルチコステロイドを検討する際には注意を払う必要がある。

(画像はthe bmjより)


外部リンク

The bmj
https://www.bmj.com/content/382/bmj-2023-076035


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