Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

凍結融解胚移植では子宮内膜の調整を検討する価値はある

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























凍結融解胚移植では子宮内膜の調整を検討する価値はある

このエントリーをはてなブックマークに追加
凍結融解胚移植における子宮内膜の調整
11月5日、ペンシルベニア大学、ペンシルベニア大学病院によるアメリカの研究チームは、「Journal of Assisted Reproduction and Genetics」にて、子宮内膜の調整により、人種間の凍結融解胚移植の出生率に相違は生じないと発表した。

凍結融解胚移植に備えて子宮内膜の着床環境を人工的にコントロールすることで、白人女性、黒人女性、アジア人女性における出生率に大差はないという。なお、自然周期法の凍結融解胚移植では、出生率に相違が生じたと報告されている。

t凍結融解胚移植
人種と凍結融解胚移植の出生率における関係性
研究チームは、2013年1月から2020年3月に掛けて、白人女性・黒人女性・アジア人女性の凍結融解胚移植サイクル(白人1181回、黒人230回、アジア人235回)を対象に、人種と凍結融解胚移植の出生率における関係性を検証した。

retrospective chart review(医療記録・カルテレビュー)を介して凍結融解胚移植の出生率を比較したところ、白人女性とアジア人女性の妊娠検査の陽性率、臨床的妊娠率、出生率において相違は認められなかった。一方、黒人女性は、白人女性と比べて、妊娠検査の陽性率、臨床的妊娠率、出生率が著しく低くなった。

あわせて、子宮内膜の着床状態から比較すると、自然周期法(自然の排卵周期に合わせて受精卵を移植する方法)の凍結融解胚移植では出生率に大きな相違が生じ、白人女性52.36%、黒人女性44.19%、アジア人女性44.19%となった。

ホルモン注射などで子宮内膜の着床環境を人工的に調整した場合、人種間の出生率は大差なかったという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Springer
https://link.springer.com/


Amazon.co.jp : t凍結融解胚移植 に関連する商品
  • 母親の糖尿病は子供の注意欠如多動症リスクに影響を与える(4月15日)
  • トリガーの日の血清プロゲステロン濃度が凍結融解胚移植の出生率に影響を与える(4月12日)
  • 腎機能低下は男性不妊リスクを高める要因になる(4月8日)
  • 妊娠中の魚摂取量は子供の心疾患リスクに影響を与えない(4月4日)
  • 抗てんかん薬「トピラマート」によって子どもの自閉スペクトラム症リスクが増加する可能性はない(3月30日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ