妊娠中のビタミンD補充による効果
5月18日、コペンハーゲン大学(デンマーク)の研究チームは、「JAMA Network」にて、妊娠中の高用量ビタミンD補充と子供の認知能力には正の相関関係があると示した。
妊娠中の母親がサプリメントなどで高用量ビタミンDを補充することは、乳幼児期の子供の認知能力に肯定的な影響を与えるという。
妊娠中のビタミンD補充と子供の認知能力における関係性
研究チームは、2009年3月から2010年11月までの期間、「Copenhagen Prospective Studies on Asthma in Childhood(COPSAC)」を用いてデンマーク在住の母子700組を対象に、妊娠中のビタミンD補充と子供の認知能力における関係性について検証した。
2019年2月から2021年12月まで、10歳児498人(在胎28週未満、出生体重1500g未満を除く)に対して 神経心理検査を行い、認知機能を評価したところ、妊娠中のビタミンD補充は子供の10歳時点での認知能力に対して肯定的な影響を与えることが認められた。
妊娠24週から産後1週間まで1日2800IU/dのビタミンDを摂取した場合(高用量ビタミンD補完)、1日400IU/dのビタミンDを摂取した場合(標準用量ビタミンD補完)と比べて、子供の10歳時点での言語記憶、視覚記憶、認知的柔軟性が高くなったという。
(画像はJAMA Networkより)

JAMA Network
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