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妊娠中の甲状腺機能低下によって子供の自閉スペクトラム症リスクは増す

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妊娠中の甲状腺機能低下によって子供の自閉スペクトラム症リスクは増す

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妊娠中の甲状腺機能が与える影響
11月25日、イスラエルの研究チームは、「The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism」にて、母親の甲状腺機能と子供の自閉スペクトラム症において関連性があると示した。

今回、胎児の神経発達にとって、母親の甲状腺ホルモンが不可欠であると報告された。妊娠中の甲状腺機能低下は、子供の自閉スペクトラム症リスクを増加させるという。

甲状腺機能
母親の甲状腺ホルモンと子供の自閉スペクトラム症リスクにおける関係性
研究チームは、ソロカ大学医療センターによる出生コホート研究(2011年1月~2017年12月)を用いて、妊娠中に甲状腺機能検査を受けた母親を対象に、母親の甲状腺ホルモンと子供の自閉スペクトラム症リスクにおける関係性について検証した。

母親の甲状腺機能に基づき子供の自閉スペクトラム症リスクを評価したところ、妊娠中の甲状腺ホルモン濃度は胎児の神経発達に影響を与えることが認められた。

特に、妊娠前からの甲状腺疾患と妊娠中の甲状腺機能低下の併発により、自閉スペクトラム症をはじめ、子供の神経発達が非定型になるリスクは増すという。

妊娠前から甲状腺疾患がある女性が、妊娠後期に甲状腺機能低下症を発症した場合、甲状腺機能が低下している期間が長いほど子供の自閉スペクトラム症リスクは上昇した。

一方、甲状腺機能が正常である母親と甲状腺機能に異常がある母親において、自閉スペクトラム症の累積発生率は同程度であった。

それゆえ、妊娠中に甲状腺機能を正常に維持することが重要になり、甲状腺疾患に対する適切な治療、妊娠中の甲状腺機能検査が推奨される。

(画像はJCEMより)


外部リンク

JCEM
https://academic.oup.com/


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