Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

精子に含まれる成分量により流産を繰り返す

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























精子に含まれる成分量により流産を繰り返す

このエントリーをはてなブックマークに追加
繰り返す流産と精子
「Human Reproduction」にて、ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン、ユストゥス・リービッヒ大学ギーセン、ウィーン医科大学による研究チームは、原因不明の流産を2回以上繰り返す場合、精子に含まれるプロタミン1、プロタミン2mRNA量・比率が要因になると発表した。

プロタミンmRNAは、初期胚の成長に影響を与えるという。

流産
小規模な臨床試験
男性不妊は、精子核に含まれる異型プロタミン比率により引き起こるといわれる。

ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン生殖センター、ウィーン医科大学内分泌・生殖医学科は、2014年から2016年に掛けて不妊外来を受診したうち、原因不明の流産を2回以上繰り返す女性のパートナーである男性を対象に臨床試験を実施した。

妊娠20週以前の流産を2回以上繰り返す女性のパートナー25人より採取した精子は、ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン生殖センターにて体外受精や顕微授精を受ける男性107人と比べ、精子に含まれるプロタミン1、プロタミン2mRNAのCt値(生体組織のX線吸収係数)が僅かに高いことが認められた。

また、健康な男性より採取した精子と比べ、精子の直進運動率とプロタミン2mRNA量、精子の非直進運動率とプロタミン2mRNA比率には負の相関関係があったという。

プロタミンmRNAの与える影響
今回の研究において、メカニズムの解明には至っていない。研究チームは、精子に含まれるプロタミンmRNA量に焦点を当て、被験者数を増やした臨床試験を実施する必要があると考える。

メカニズムの解明には大規模サンプルデータに基づく分析が求められるが、一方、精子核に含まれるプロタミンmRNA量は、精子と卵子の受精、初期胚の成長に影響を与えることは断定できるという。

(画像はPixabayより)


外部リンク

Human Reproduction
https://academic.oup.com/


Amazon.co.jp : 流産 に関連する商品
  • 無料で不安解消・情報提供『受診前の妊活なんでもオンライン相談』(8月15日)
  • 生殖補助医療の早産児は乳幼児期の発育と発達が遅め(8月12日)
  • 妊娠中の炎症によって子供は小児喘息を発症しやすくなる(8月12日)
  • 無料妊活セミナー Zoomで開催『基礎体温でわかる黄体機能不全』(8月9日)
  • 妊娠前の低血糖は妊娠に悪影響を及ぼす(8月7日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ