ホルモンバランスの崩れと影響
ビーコン・ケア・ファシリティ(英・ダブリン)のアハメド・オマー医師(Ahmed Omar)は、ホルモンバランスの崩れは不妊の共通原因であると警告している。
ホルモンバランスが崩れると排卵機能は乱れ、ホルモン量は制御できなくなり、女性の生殖機能に対して極めて大きな影響を与えるという。
ホルモンバランスの崩れと兆候
ホルモンバランスは、ストレス・食生活・肥満などにより崩れ、兆候は生理周期の乱れ、急激な体重の増加・減少として表れる。
また、ある特定のホルモン量が過多、過小となり、例えば、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や甲状腺機能低下症が引き起こされるという。
ホルモンバランスの崩れと治療
オマー医師によると、ホルモンバランスの崩れが要因である不妊には、一般的に、子宮内人工授精(IUI)、体外受精(IVF)、卵細胞質内精子注入法(ICSI)が適用されるという。しかしながら、最も効果的な治療方法は個々に異なる。
また、ホルモンバランスを整えるために、メトホルミン、スピロノラクトン、シプロテロンが処方される。
なお、ホルモンバランスは医師による診断、あるいは、ホームテストキット(「Saliva Hormone Testing」など)により確認可能である。
オマー医師は、栄養価の高い食生活や適度な運動を心掛け、健康的な生活を送ることにより、ホルモンバランスの崩れは防げると述べている。健康的な体重を維持し、飲酒や喫煙を控えることが重要であると補足している。
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Irishhealth
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