Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

加工食品に含まれる酸は胎児脳の発達に影響を及ぼす

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























加工食品に含まれる酸は胎児脳の発達に影響を及ぼす

このエントリーをはてなブックマークに追加
加工食品に含まれるプロピオン酸の影響
6月19日、セントラルフロリダ大学(UCF)の研究チームは、「Scientific Reports」にて、妊娠期の母親が大量の加工食品を摂取した場合、加工食品に含まれるプロピオン酸(PPA)により、分子が変化し、胎児脳のニューロン(神経細胞)の発達を妨げると発表した。

プロピオン酸は、主に食品添加物として加工食品に含まれる。抗菌作用があり、食品の保存性を高める。また、プロセスチーズやパンの発酵にも用いられる。

プロピオン酸
妊娠期の女性が摂取する加工食品と胎児脳の発達に対する影響
研究チームは、妊娠期の女性が摂取する加工食品と胎児脳の発達に対する影響について検証した。

プロピオン酸は母親の腸内にて自然に発生し、妊娠期の母親の腸内マイクロバイオームを変化させ、プロピオン酸を増加させる。しかしながら、妊娠期の母親がプロピオン酸を含む加工食品を過剰に摂取することにより、母親の腸内におけるプロピオン酸をより増加させ、胎児に引き継がれるという。

神経幹細胞が過剰なプロピオン酸に晒された場合、酸がニューロン数を減少させ、グリア細胞(神経膠細胞)を過剰に産出し、脳細胞間の自然平衡を乱す。グリア細胞はニューロン機能の発達を促し、保護するが、一方、数は多過ぎるとニューロン間の結合を阻害する。

結果として、自閉症の子供に認められる脳内の炎症が生じると報告されている。

研究チームは、更なる研究の必要性があると強調する。今後、自閉スペクトラム症とプロピオン酸の曝露における関係性を検証していくという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

UNIVERSITY OF CENTRAL FLORIDA
https://www.ucf.edu/


Amazon.co.jp : プロピオン酸 に関連する商品
  • 摂食障がいは子どもの呼吸器系疾患リスクを高める(12月8日)
  • 妊娠中に嗅いだ匂いによって子供の肥満リスクは高まる(12月5日)
  • 無料妊活ウェビナー PCOSと妊娠 ~排卵・卵子の質・自然妊娠~(12月5日)
  • 妊娠中の甲状腺機能低下によって子供の自閉スペクトラム症リスクは増す(11月30日)
  • ファミワン 鳥取県県向けにプレコンセプションケア健診結果の冊子を作成(11月25日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ