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細胞間コミュニケーションが陣痛と出産のタイミングを決める

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細胞間コミュニケーションが陣痛と出産のタイミングを決める

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陣痛と出産のタイミングを決める要素
テキサス州立大学医学部の研究チームは、「Scientific Reports」にて、エキソソーム(細胞が分泌する小型の膜小胞)が陣痛や出産のタイミングを決める要因であると発表した。

陣痛
化学的シグナル伝達と陣痛
正常な出産過程では、胎児の器官が成熟して出産可能な状態になると化学的シグナル伝達物質が分泌される。分泌された化学的シグナル伝達物質は、母親のホルモン量に移行し、子宮の炎症を高める。子宮の炎症が高まることによって陣痛が起き、出産に至り、妊娠終了となる。

陣痛・出産のタイミングとパラクリンシグナルにおける関係性
今回、細胞間コミュニケーションであり、出産のタイミングを決める体内時計が存在すると報告された。母親の細胞と胎児の細胞において、パラクリンシグナル(細胞間におけるシグナル伝達)が放出されるという。

研究チームは、マウスを用いた動物モデル実験を行い、陣痛・出産のタイミングとエキソソームが関与するパラクリンシグナルにおける関係性を検証した。

妊娠初期と後期の雌マウス群から血漿(血液の液体成分)を採取し、エキソソームを抽出した。

妊娠期の雌マウス群(血漿を採取していないマウス群)に妊娠後期のエキソソームを注入したところ、マウスは、ホルモン的、化学的誘因はないものの、陣痛に関連する変化が認められた。

一方、妊娠初期のエキソソームを注入した場合、変化は起こらなかった。

陣痛と出産のタイミングにおける重要な要素を突き止めることにより、近い将来、早産の防止が可能になると期待される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

utmb Health
https://www.utmb.edu/newsroom/article11990.aspx

NEWS MEDICAL
https://www.news-medical.net/
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