Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

妊娠期の飲酒は少量であっても子供の健康に悪影響を及ぼす

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























妊娠期の飲酒は少量であっても子供の健康に悪影響を及ぼす

このエントリーをはてなブックマークに追加
妊娠期の飲酒に伴うリスク
クイーンズランド大学の研究チームは、「The Journal of Physiology」にて、ラットを用いた動物モデル実験より、妊娠期における飲酒は、少量(グラス1、2杯程度)であっても、子供の健康に悪影響を及ぼすと発表した。

妊娠期の母親のアルコール摂取は、インスリン抵抗性(インスリンの効き具合)を引き起こし、子供の2型糖尿病リスクを高める。膵臓のインスリン分泌機能は低下し、糖新生が抑制できず、血糖値は下がりにくくなる。血糖値は上昇し、2型糖尿病をまねく。

飲酒
妊娠期のアルコール摂取と胎児への影響
研究チームは、ラットを用いた動物モデル実験を行い、妊娠2日目のラットにアルコールを摂取させた。

頻度・量は僅かであっても、妊娠期の母親が飲酒し、子ラットがアルコールに晒された場合、雄の子ラットは、生後約6ヶ月に糖尿病の兆候が確認された。母ラットの血中アルコール濃度が0.05%に達すると、雄の子ラットは、インスリン値が正常な血糖値を保つ値より上昇し、糖尿病と近い状態となった。

また、胎盤のストレス適応性は、子供の性別によって異なる。それゆえ、アルコール曝露がインスリン抵抗性に対して与える影響は、子の性別にて違いが生じ、雄の子ラットのみに認められた。

研究チームは、例えば、結婚式など特別な日のみ、少量(グラス1、2杯)の飲酒に限っても、妊娠期のアルコール摂取は胎児、特に男児の場合、悪影響を及ぼすと結論付けている。

(画像はThe Physiological Societyより)


外部リンク

The Physiological Society
https://www.physoc.org/

WILEY
https://physoc.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1113/


Amazon.co.jp : 飲酒 に関連する商品
  • 妊娠中の甲状腺機能低下によって子供の自閉スペクトラム症リスクは増す(11月30日)
  • ファミワン 鳥取県県向けにプレコンセプションケア健診結果の冊子を作成(11月25日)
  • ケトジェニックダイエットでPCOSに伴う肥満リスクが改善する(11月25日)
  • 炎症誘発性の食品は異常精子の割合を高める(11月24日)
  • 40歳で卵子凍結・凍結卵子を使った妊娠例も オンラインセミナー開催(11月18日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ