相手は思いやりで言ってくれているのに………
なかなか赤ちゃんを授からないとき、不妊治療を受けているときに、家族や友達の一言に、傷ついてしまったことはありませんか?
Merck Seronoが行なった調査では、不妊に悩むカップルは8組に1組。この人たちの78%が、家族や友人から妊活についてのアドバイスを受けたとしています。けれども、周りの人がよかれと思ってかけてくれた言葉に、傷ついてしまう人もいます。
休暇シーズンは里帰りが難関になることも
海外サイトのexaminer.domでは、特に家族が集まる休暇シーズンには、こうした「ホリデーブルー」が見られるとしています。せっかくの思いやりに水をささないようにと、笑顔の影でぐっと我慢しているカップルも多いようです。
約半数のカップルは、周りの人たちに妊活中であることを説明するよりも、今はまだ子どもを作ることは考えていない、と言う方がずっと気持ちがラクだとしています。
この調査結果からも、妊活や不妊治療は通常オープンにしにくい話題で、カップルも悩んだり迷ったりしている事実が分かるとされています。
一般の人たちの理解も必要
年末年始の帰省が、こんな感じにちょっぴり疲れる結果に終わった人たちもいるかもしれません。なかなか表面に出てこない話題ですが、世界のあちこちで、同じような気持ちになっている人たちがいることが、少しでも多くの人に理解されて、落ち着いた気持ちで妊活が出来るようになると良いですね。

examner.com ; Fertility holiday blues
http://www.examiner.com/article/International Consumer Support for Infertility
http://www.icsicommunity.org/__files/f/1452/