不妊の原因とは
今、約8組に1組の夫婦が不妊を抱えていると言われている。その原因は、男性女性、ほぼ半々だ。
そして、女性に不妊の原因がある場合、その4割を占めるのが「排卵障害」。これは、卵巣の表面が厚く、硬くなってしまい排卵できなくなったり、卵巣に多数の卵胞ができ、排卵しなくなったりするというもの。
若い頃に行った過度なダイエットが原因で排卵障害が起きている場合もある。排卵障害は放置しておくと卵巣機能がどんどん低下していき、治療が難しくなっていく。
排卵をしなければ、当然妊娠はできない。生理がないという場合はもちろん、生理は来ていても、月経周期が長かったりする場合も「生理不順」。治療が必要だ。
排卵障害、その治療法とは
排卵障害の治療法として、これまでは、尿由来の排卵誘発剤が使われることが多かった。しかし今、新たな治療法が注目を浴びている。
それは、遺伝子組み換え製剤を使う、“ペン型自己注射”という方法だ。
不妊治療に通う女性のほとんどが、仕事を持ち、日々働いている。そのため、決まった日に通院することが難しい場合が多い。
しかし、このペン型自己注射ならば、通院回数も3分の1~4分の1で済む。通院のために会社を休んだり遅刻したり、ということを大きなストレスと感じている人も多い。そしてストレスは不妊治療の大敵だ。通院のストレスが減ることは、様々なメリットを生み出している。
今まだ、子供は要らないと考えている若い女性も多いだろう。しかし、5年後10年後、「子供を産みたい!」と強く望む自分のために、今から身体を整えておくことも必要かも知れない。

ヴェリタ
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