不妊症の悩み
現在、8組に1組の夫婦が不妊を抱えているといわれている。不妊治療を受けている夫婦ももちろん多い。しかし不妊治療は、治療を受ければすぐに妊娠出来るというほど甘いものではない。
着床しても流産することも多い。年齢を重ねるほどに妊娠出来る確率は下がっていき、更に治療にはかなりの費用を要する。治療によりストレスが溜まり、ストレスにより更に妊娠しづらくなるという悪循環が生まれ、欝になってしまう女性も多い。不妊が原因で離婚してしまう夫婦もいるのだ。
そして、不妊の悩みはなかなか人に話しづらいもの。同じ悩みを持つ人たちと、気軽に話してみたい、と思っている人も多いのではないだろうか。
不妊サークル「れんげそう」
岐阜県で初めてできた不妊サークル「れんげそう」は、“多くの情報に惑わされるのではなく自然に子どもが出来ることを願って楽しみながら不妊の事を不妊治療のことを考えるサークル”だ。
ここでは、不妊に悩み、不妊治療に励む女性たちが勉強会や交流会、またイベントの企画などを行っている。不妊についての情報を集めた“れんげそう便り”なるものの編集も行い、不妊を思いつめず、みんなで乗り越えて、楽しく妊娠を待とう、というスタンスだ。
不妊の悩みを相談する人がいなくて苦しんでいる人も多いはず。そう言った人の気持ちがすこしでも軽くなればいい。

不妊サークル「れんげそう」
http://www.geocities.jp/rengesougifu/