少子化と不妊治療
不妊治療を必要とする人が増えている。それは女性の社会進出に伴う晩婚化や、子どもを持つことを後回しにしてしまう価値観などによるだろう。
しかし、不妊治療には保険が利かないため、高額の治療費がかかる。また、何度行っても妊娠できないことも多く、精神的な負担も増える。ストレスから夫婦仲は悪くなり、鬱病になったり、離婚してしまうという話もある。
家族を増やし、幸せになるために行う不妊治療のはずなのに、そんなことになってしまっては本末転倒だろう。
ダイアモンド☆ユカイが語る不妊治療
自身が無精子症であることを告白し、不妊治療により二男一女を授かったロック歌手のダイアモンド☆ユカイさんも、少子化と不妊治療の問題について、
不妊治療は精神的な苦痛と経済的な負担も多く、自分もこれ以上続くんだったら無理だろうと思っていました。
と語った。
更に、国が出来ることはたくさんある、と、今回の衆議院選挙に対する期待も込める。不妊治療は決して他人事ではない。少子高齢化が年金問題の根幹にあることは自明の理だ。
ユカイさんは、
音楽もそうだけれど、シンプルでも力強く、しかも愛があって美しくできる方法って、あると思うんです。そんな政策を示してほしいですね。
と歌手らしい台詞で締めくくっている。

下野新聞
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/ダイアモンド☆ユカイ オフィシャルブログ
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