女性であることはそんなに太りやすい?
体重や体型を気にしている女性がほとんどだと思いますが、アレをしたら太る、これをしたら贅肉がつく、という知識は本当に正しいものでしょうか?女性が太る原因としてあげられているものの真偽のほどを探ってみましょう。
妊娠していると太る
これは、昔言われていた「赤ちゃんの分まで二人分食べなさい」の名残だと言われています。妊娠しているから太るという根拠はないそう。ただし、お腹も重たくなって運動不足になったり、食べづわりだったりで、体重が増える妊婦さんもいます。現在は、BMIなど、分かりやすい指標も提示されているので、上手にコントロールしたいものです。極度な肥満は、不妊や妊娠中のトラブルにつながるおそれがあることも忘れないようにしましょう。
更年期だと太る
いわゆる中年太りのことです。しかし、更年期だと体重が増加するということはないのです。実際のところは、更年期を迎える年齢の女性は、活動量が下がり、メタボリックレベルも低下することから脂肪を蓄えやすくなるのです。年齢に伴うことではあっても、女性であるから、というわけではないんですね。
ただし、エストロゲンというホルモンが低下することで、お腹周りに脂肪がつきやすくなります。このため、女性として魅力的とされる体型とは、違ってくる人もいるのです。素敵な50代、60代を目指したいなら、きちんと運動する習慣や、健康的な食生活を身につけておきましょう。
トレーニングしすぎは体重が増える
筋肉は脂肪の3倍の重さがあるとされますから、ウェイトトレーニングなどを行うことでむしろ、体重が増えてしまうのではないかと心配する人がいます。けれども、筋肉は安静にしていてもより多くのカロリーを消費しますから、体重が増えるほどになることは滅多にないそうです。
いずれも、本当に太る原因ではなかったという3点。昨今では、体重管理は健康管理にも重要なことが多くの人たちに理解されています。しっかりとコントロールして、どの年齢でも素敵な女性であることが理想的ですね。

Hindustan Times ; Weight gain myths busted
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