
生活のあらゆる疑問に応える情報サイトnanapiでは、妊娠中の生活に役立つ情報も提供している。「妊娠中に食べてはいけないもの(世界編)」では、食文化の違いにより、日本では妊娠中に別段の気をつけていない食べものであっても、国によっては、食べてはいけないものになっているものもある。
国別、妊娠中の摂取量に注意が必要な食べ物
日本食品名:マグロ、キンメダイ、メカジキ、サメ、鯨類
高タンパク質食品(卵・牛乳・大豆・豚肉など)
カフェイン
アルコール
理由:魚に関しては、水銀を含有している可能性があり、胎児の神経発達に影響があるとされているため。高タンパク質は、胎児のアレルギー予防や乳腺のつまりを防ぐため。カフェインは、鉄・亜鉛・カルシウムなどの吸収を妨げるため、胎児に栄養が届かなくなるおそれがあるため。
アメリカ食品名:お寿司、お刺身
理由:リステリアという細菌感染予防のため。胎児に命にかかわる敗血症や髄膜炎を発症する可能性がある。
フランス食品名:ウナギ、レバー、フォアグラ(ビタミンA)
理由:臓物に多く含まれるレチノールが、胎児に先天性奇形を発症させる危険性があるとされている。日本では貧血防止のために推奨されているが、食べすぎには注意。
イタリア食品名:プロシュート、サラミ類、生肉
理由:トキソプラズマの感染予防のため。妊娠中にトキソプラズマ に感染すると、子どもに目や耳の障がいや、精神的発達の遅れが発症する可能性がある。近年、日本でも問題になっている。
カナダ食品名:ハーブ
理由:子宮収縮をさけるため、妊娠3ヶ月目まではどんなハーブも厳禁とされている。
ロシア食品名:パセリ
理由:パセリには、解毒効果があるとされており、妊娠中に食べることによって、流産につながると考えられている。ヨーロッパでは、妊娠中にパセリを食べない国は多い。
過度な注意は、必要な栄養素の補給の妨げにもなりますし、気も疲れます。ほどほどに気をつけながら、楽しく妊婦生活を送りましょう。

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