子どもが欲しい
イギリス南部ハンプシャー州クランフィールドに住む30才のカップル。夫スコットさん、妻ローラさん。夫婦は6か月間、子作りに励んでいた。ところが、簡単と思っていた妊娠は、なかなかうまくいかない。いらだちを感じた病理学者でもあるローラさん。 医者に告白し、夫婦で不妊について話し合った。
医者のすすめもあって、スコットさんは、2010年10月、ポーツマスのクイーンアレクサンドラ病院の男性病理学棟へと足を運び、精子検査をすることに。スコットさんは21才の時におたふくを患ったことがあり、そのことが不妊の原因ではないかと思ったのだ。
ラップトップは膝に置いたらあかん?
ところが、事実は精子の泳ぎが原因であることが分かった。医者が顕微鏡で精子を観察したところ、スコットさんの精子のしっぽが、頭の周りにくるりと巻きついて、それが原因で、卵子に向かって早く泳げないということが判明。
続いて医者は、この現象は熱い環境で働く料理人によくあることだし、それだけじゃなくて、ラップトップの熱によっても引き起こされる、と語った。まさか、そんなことが!と思った二人。だが、精子はいたって良好だが、熱によって苦しめられている、と言った医者の言葉を信じ、ラップトップを膝で使う代わりにテーブルで使うようにしたという。
そして、みごと3か月後、ローラさんは妊娠したのだ。うそのような本当の話。なお、スコットさんは毎日、仕事やfacebookの閲覧で数時間ラップトップを膝の上で使用していた。スコットさんは、男性にラップトップの熱の危険性について、もっと知ってもらいたいと思っている。恥ずかしがらずに、検査を受けることが、妊娠につながった。
ラップトップの熱が精子に影響を与えているとは、不思議な話だが、目に見えない精子。苦しんでいるのであれば、力を貸してやるのが、親の役目であろう。男性不妊に悩んでいる人は、ラップトップではなくテーブルトップで。

Couple who couldn't conceive stunned when doctors revealed husband's LAPTOP was cooking his sperm
http://www.dailymail.co.uk/health/article-2228121/