京都市が始めるサービス
現在、日本中の夫婦の6組に1組は不妊を抱えているといわれている。それに加え、最近では妊娠をしても流産や死産を繰り返してしまう不育症も増えており、妊娠に関する悩みは尽きない。
そこで京都市は、不妊や不育も含めた妊娠全般に関する悩み相談をホームページ上で受け付ける「にんしんホッとナビ」を2012年11月から、スタートする。これは、匿名で悩みを受け付け、助産師がそれに答えるというサービスだ。
「にんしんホッとナビ」の使い方
「にんしんホッとナビ」のホームページに行き、専用欄に相談したい内容を記入、送信すると、メールにて担当の助産師からのアドバイスと共に行政の支援施策なども教えてくれる。相談費用は無料だ。
ホームページでは、出産までの手続き、不妊治療の助成制度、また性被害の相談窓口なども紹介しており、正に妊娠に関するあらゆる情報を見ることが出来る。
不妊を抱えると、女性は自分自身を責めてしまいがちになる。また、不妊症治療を繰り返す中で夫婦関係が悪化し、破綻してしまうことも少なくない。そうなる前に、どんな小さな悩みでも是非一度相談して欲しい。解決の糸口が見つかるかもしれない。

京都市情報館
http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/