妊娠中のジャンクフードは喫煙と同じくらい有害
10月28日付、米医療系情報サイトMedindiaによると、
妊娠中に脂肪分の多いチップスをガツガツ食べることは、妊娠中に喫煙するのと同じくらい危険な状況に、胎児をさらしていることが、専門家らの調査により判明した。
出生時の体重に影響
英リーズ大学のLaura Hardie氏らが、186人の妊婦を対象に調査。結果、
妊娠中に、チップスやビスケットなどの高カロリー低栄養の食品(ジャンクフード)をたくさん食べている妊婦の子どもは、出生時に、その体重が平均値よりもかなり低く、健康に害が出る可能性があることが分かった。
食品に含まれるアクリルアミドが原因
研究者らによると、
原因は、アクリル酸を母体とするアミドの一種であるアクリルアミド。アクリルアミドは、
多くの食品やコーヒーに常時、含有されている。
妊婦の口を通して、胎児がアクリルアミドを摂取
今回の調査で、妊娠中に、ジャンクフードをたくさん摂取した妊婦の子どもから、高い数値のアクリルアミドが検出された。
Laura Hardie氏は警告する。
ジャンクフードが一番の根源であることは明らかだ。
「やめられない、とまらない」というフレーズがあるように、ついつい食べてしまうジャンクフード。しかしながら、妊娠中は、子どものために、ほどほどにしましょう。(渡邉充代)

Medindia
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